人生うまくいかないと思い悩むことを今日で終わりにする方法

人生うまくいかないと感じて落ち込むことってありますよね？

どんなに頑張っても、どんなに焦っても、どんなに耐えても、事態が好転していかないときというのは、本当に本当に辛いものです。

人生うまくいかないと感じる理由をつきつめてみると、いろいろな要因が複雑に絡み合っていることが多いのですが、改善される見込みがまったく見えないと、次第に無気力になり、さらなる負のループを生み出してしまいます。

そこで今回は、ドン底のさらに底へと落ちないための具体的対処法をお伝えします。

1つだけ、今できること・やりたいことをやってみる

人生うまくいかないと感じたときに、一番やってはいけないのは「自暴自棄になること」です。

環境を嘆いたって、現状を憂いたって、どうにもなりません。

まして、ヤケになったところでなにが変わるというのでしょう。

誰かや何かに八つ当たりするだけ時間の無駄です。

というわけで、こんなときはまず1つだけやりたい事をやりましょう。

昼寝をするのも良し、本を読むのでも良し。サボって散歩に行くのもありですね。

大事なのは、あなたの心を占めている悩みから、いったん思考をはずすことです。

考えれば考えるほど、人間は煮詰まります。

現状から抜け出したいなら、まずは、人生うまくいかないと煮詰まっているあなたの思考をリセットするところから始めましょう。

なぜ煮詰まっているのかを整理する

人生うまくいかないと感じているときは、往々にして視野が狭くなっています。

苦しい現状にのみ意識が集中してしまうので、そこらじゅうに転がっているチャンスに気づくこともできません。

かといって、「現状を脱しなければ」と無理に考えても、焦りが募るだけになってしまいます。

人生うまくいかないと思い悩んだときは、どうなることを望んでいるのかを書き出してみましょう。

「嫌な上司がいなくなったらいい」
「給料が上がったらいい」

などなど、いろいろあることをとにかく書き出します。

大きく書き出したら、次はそれを改善するための方法を考えます。

例えば

「嫌な上司がいなくなったらいい」
↓
「嫌な上司の○○の部分が嫌だ」
↓
「周囲も上司を煙たがっている」
↓
「人望がないなんてかわいそうなヤツだ」
↓
「生あたたかい目で見つつ、最低限の付き合いだけしておこう」

と、こんな感じでチャートを作っていくのです。たいてい何項目めかに解決のためにあなたができることが浮かび上がってきます。

人間は感情を吐き出すことでクールダウンし、自分の現状を認識できる客観性や判断力を取り戻せます。

誰かの悪口を書いても、それを他人に見せるわけではありません。

ただし、誰かの目に触れることがないように必ずデータ削除かシュレッダーを忘れないようにしましょうね。これで証拠隠滅です。

体を動かしてわざと疲れをためる

人生うまくいかないと感じるときには、あえて運動しましょう。

ランニングやジムに通う気力まではなくても、ウォーキングやストレッチくらいならできるのではないでしょうか？

人生うまくいかないと悩みきっているときには、身体の動きも心の動きも鈍くなります。

ですが、これでは思考だけがネガティブなまま深みにはまっていくだけです。

そこで、できるだけ身体を動かして、わざと疲弊するようにします。

気分転換になりますし、もしかしたら逆転の発想が生まれるかもしれません。

即効性を得られなくても、限界まで体が疲れれば、人間勝手に眠りに落ちるようにできています。

一度ガッツリ睡眠を取ってリセット！

スッキリした心と身体で周囲を見渡せば、見逃していたヒントが見つかる可能性は格段に高くなります。

誰かに打ち明けてみる

あなたには信頼できる友人知人はいますか？

人生うまくいかないときは、誰かと会話してみましょう。

人間は、口に出すことで感情を落ち着かせ、混乱している自分の思考や問題点を冷静に分析することができるようになります。また、1人で悶々としていると、思考が堂々巡りになりがちです。

誰かと話し、誰かの考えに耳を傾けることで、自分にはない発想から好転させるヒントを得られるかもしれません。

なにより、口から発するということは、あなたの心を軽くしてくれます。

話しているうちに「あれ、案外たいしたことなかったかも？」と気がつくケースもあります。

ただし、相談する際は、人生うまくいかないと悩んでいるあなたの弱みをしっかりと受け止め、周囲には決して漏らさない、信頼できる人を必ず見極めてくださいね。

世の中には「フレネミー」もまぎれています。

だれかれ構わず話すのは逆効果。社会人たるもの、なにをきっかけに足元をすくわれるかわからないということも、肝に銘じておかなくてはいけない現実なのです。

ちょっとだけ、自分を甘やかす

人生うまくいかないと悩みぬいてどうにもならなくなったら、ちょっと自分を甘やかしてあげましょう。

2泊3日の温泉旅行、とまではいかなくても、ちょっと遠出してみるだけで充分プチ旅行気分を味わえますし、今はスパなども充実しています。

もっと手軽なところでは、マッサージ。さらに手軽に行うなら、自宅でアロマテラピーやヒーリングミュージック、瞑想を試してみるなんていう手もあります。

人生うまくいかないなら、うまくいくようにと祈りを込めて、パワースポットに行ってみるのも良いでしょう。

「神頼みなんて胡散臭い」と思うかもしれませんが、実はコレ、神頼みではなく、あなたの潜在意識に「コレで大丈夫、あとはご利益を信じて上がるだけ」と、すりこむことで引き寄せの法則を発動させ、現状を脱するための下地になるのです。

また、非日常を味わう事で、気力を充填させることもできます。

人生うまくいかないと思いつめるほど頑張ってきたあなたに、あなた自身でプチご褒美をあげても良いのではないでしょうか？

手軽に現実から離れてみる

人生うまくいかないと現実から目を背けたくなります。

そんなときはいっそ、ちょっとだけ現実逃避してしまいましょう。

ゲームや映画などでも良いですが、オススメは本です。

本は、読者が自由に想像力を働かせられるだけではなく、登場人物に己を投影させることで、ストレスを発散させたり、感情を開放させたりすることができる便利なツールなのです。

ファンタジーで完全に現実から離れてみるも良し、サスペンスで冴えた勘を養うも良し。自己啓発本で成功のヒントを探してみるということもできますね。

ゲームや映画は、与えられるストーリーを一方的に受け取るだけですが、本はあなただけの解釈を膨らませることができます。これが脳のリラックスにも繋がるのです。

あなたの気分で選んだ本は、あなたの良きパートナーとなってくれるはずです。

だめなときは何をやってもだめなときなんだと悟る

人生うまくいかないときの最強の対処法は「こういう時期だと受け入れる」ことです。

美輪明宏さんは、人生がうまくいかない状況について

「どの扉を叩いても開かないような悪い時期は、外へ向かおうとしてもドアが開かない。ではどうすればいいか？「内に向かえ」そういう指令なのです。内へ向かうというのは「棚卸しの時期だぞ、バーゲンセールの時期ではないぞ」という事。だから「品を揃えなさい」。美・知識・教養・技術、そういうもの全て、自分の財産を増やしなさい。今はそういう時期。」

とおっしゃっています。

人生にはサイクルがあります。必ず良いときがあり、悪いときが巡って来る。悪いときが過ぎて、良いときが訪れる。良いときばかりでも悪いときばかりでもありません。

恵まれているなぁと周囲に思われている人は、実は良い運気を最大限に活かす、または長引かせる反面、悪い運気を穏便に乗り切っているのです。

穏便に乗り切るには、安定した心理状態が必要不可欠。

何をやってもだめなときはだめ、だったらいっそ「今はそういう時期なんだ」と開き直って、その分内面を磨くことに費やし次の好機の波が訪れるのをうかがってはいかがでしょうか？