アフィリエイト広告を利用しています

石頭で融通がきかない相手を落とす6つの上級心理テクニック

融通がきかない

『この石頭!』

どうしても納得してくれない相手に対してこんな言葉を投げつけた経験はありませんか?

石でできた頭には、他のどんな意見も入っていきそうにありません。

とはいえ、そんな人が職場の上司や、大事なパートナーだったら、そんな捨て台詞ばかり、言ってもいられませんね。

どうやって融通がきかない相手を納得させましょうか?

今回は、困った石頭さんを落とすとっておきの上級テクニックをご紹介します。

まず、『ルール』の確認

頑固な人に限って、『自分はけっこう融通が利くほうだ』と思っていたりするもの。周りはびっくりですが…

融通がきかない人というのは、たとえ表面上で相手を尊重しているようにふるまっていても、謙遜してみせていても、心の中では自分と異なる意見を認めていません。いつだって最終的に正しいのは自分だからなのです。

その『正しい自分』は、いったい何をどうするのがいいとお考えなのでしょうか?

きっといつも口にしている価値観があるはずです。いつも聞かされてあなたはうんざりしていると思いますが、まずはそのいつもの価値観の解析から始めましょう。

例えば、こまめに連絡するのがいいのか、状況が少しでも変化したら報告するのか?

融通がきかない人は、たいてい自分ルールをいくつも持っているのです。

このルールをしっかり把握しましょう。そこに焦点を合わせて、話を聴きましょう。そして、出来れば判明したルールをメモするなどして可視化していくと、今まで見えなかった本人すら言語化していないルールが見えてくることがあります。それはもしかしたら『強迫観念』に近いものなのかもしれません。

融通がきかないご本人が縛られているルールをしっかり把握して理解をしていきます。このルールの上で話をすれば、勝算は確実に上がるのですから。

共感する

話を聴いている間に、昔の自慢話が出てくるかもしれません。それにも根気よく耳を傾け、しっかりリアクションをしていきましょう。すると相手は、あなたに好意的になり、得意な気分になります。

頑固な人が喜ぶこと。それは『共感』です。

誰でも、『あなたが正しい』と言ってもらいたいものですが、融通がきかない人はその傾向が顕著に表れます。

石頭で融通がきかない人は、片方が正解ならもう片方は不正解であると理解しがちです。
少なくとも正解とは認めない=No Good なのです。

この時点で既に上から目線ですが、さらに

① 自分の正解 = 自分ルール以外を排除し、
② 自分の正解 = 自分ルールに納得してもらい、共感してもらう

ことでより『絆が深まった』と喜びます。

相手をわかろうとするのではなく、自分というか自分が縛られているルールをわかってもらうのに必死なのです。

自分一人が、大切なルールを懸命に死守しようとしている、という孤独感があるように見えます。ですから、それに理解を示して共感してくれた人に対して好意的になるのは当然でしょう。

ほめる、認める

それなら大切なルールを一人孤独に耐えながら懸命に守ってきた、そのプライドを高めてあげれば良いのです。積極的にほめてみましょう。

ほめるという言葉よりは、『認める』という方に近いかもしれません。

助けてもらったことや、言ってもらった一言、もっと些細なことでも構いません。具体的なエピソードを話すことで、プライドが高まります。

『あなたがいることが良い事』という意味を込め、融通がきかないところも含めて、認めていきます。

新たな意味を加えていく

上記のほめる、認めるに加えて、融通がきかない相手のやってきた自分ルールの死守に、新たな意味を加えていくと効果的です。

その意味は、その相手の周りの人々にとって実はこんな風にプラスであったのだ、という内容のものがベストです。例えば、新しい提案をなかなか許してくれない上司に対して、今その事を発見したかのように、

『係長が目を光らせてくださっていたおかげで、うちのグループは成績を大きく下げないで済んでいたのですね。』

本人すら意識していなかった、プラス面を言語化して示してあげるのです。

『そう、そうなんだよ。私が心配していたのはそこなんだ。』

と大きく同意してもらえれば大成功です。ご本人は承認され、自分の努力を称賛され、周りの人の役に立っていると自覚することが出来ます。

孤独だと思っていた自分ルールの死守が、実はみんなのためであり、みんなの役に立っていた、とわかることは大きな変化となります。

ルール解釈を広げていく

もともと、頑固で融通がきかないということは、裏を返せば、真面目で義理堅く、基本的には信用できる人だということ。

前項までで、あなたと相手の関係は劇的に改善されています。相手のルールの根幹を否定せず、ルールの解釈を少しずつ広げていけばいいのです。上の例でいえば

『以前、却下されたこの案ですが、ここの部分は係長のおっしゃる通りでしたね。で、こう変更することで、係長のいつもおっしゃっている最低条件を満たすことができると思うのです。』

焦らず一つ一つ、広げていきましょう。

クライマックス法を使う

前項で話を進める際に効果的なのが、心理学でいう『クライマックス法』という話法です。

これは、それとなく、あたりさわりのない一般的な話題を投げかけて、二人の間が柔らかく話が通じやすい状態になってから、本題に入っていくやり方。融通がきかない人は、いきなり本題に入ると警戒するタイプなのです。

一般的な話から本題に入る際に、クライマックスワードを使いましょう。こんな種類の言葉です。

『他では話さないのですが』
『一言だけ付け加えますと』
『ワンポイント・アドバイスですが』

相手を最大限尊重して、『あなたにはわかってもらえると思うのだが』という特別待遇を示し、相手のルールを決して逸脱していないと安心させ、しかも少なからずみんなのためになるのだ、と付け加えながら、こちらの主張を説明していきましょう。

あとは、相手の様子を見ながら、ここで決めるのか、長期戦に持ち込むのか、ベース調整をしていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

石頭、融通がきかない。

ご本人もうすうすどこかで気が付いてはいるのです。でもご本人もどうすることもできないというケースがほとんどです。

なぜなら、融通がきかない状態でいる事を望んでいるというよりは、対極にある、だらしない、いい加減、というものを恐れている場合が多いからなんですね。

ご本人もあけることが出来ないその堅牢なオリに、少し隙間を開けられるのは、あなたかもしれないですね。

この記事が少しでもあなたのお役に立てることを願っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です