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メンヘラとは? 今さら聞けないメンヘラの特徴7つ

メンヘラ

ネット社会の現代において、メンヘラと言う言葉は良く聞く言葉であり、良く目にする言葉でもあります。ただ、意外と意味を知る人は多くはないでしょう。

とは言え、つい最近使われる様になった言葉でもなく、今さらメンヘラってどんな意味?  とは中々聞き辛いものです。

メンヘラに限らず、ネットが発展して変わった略語や造語が多くなってきました。

メンヘラだけではなく、いわゆる「ネットスラング」が非常に多くなっています。ネットスラングは、実に凄まじい量で、中には必ずしも共通語になっていないものまである状態です。

また、造語などは現実で使用されている言葉などとの組み合わせの言葉が多いのですが、現実で使用されている時と全く意味が違うものまであります。定着しなかった言葉も多々あります。

メンヘラはいわゆる精神的なものに由来した言葉であり、心理学や、精神疾患を語る上では知っておく必要があるネット用語の1つと言えます。言葉の定着度も高いです。

そこで、今回は今さら聞けないメンヘラの意味や特徴についてお伝えします。

メンヘラはれっきとした病気である認識をしよう

メンヘラとは、2ちゃんねるの「メンタルヘルス板」に由来しています。

メンタルヘルス板では、「心の健康」について取り扱われていて、「メンタルヘルス板にいるような人間」をメンヘラーと略されるようになり、それがメンヘラになりました。

メンヘラは気軽にネット上などで使用されている為、人の性質の傾向程度に思っている人は多いかも知れません。ですが、メンヘラは立派な精神疾患若しくは心因性の病気です。

実はここをシッカリ押さえておかないと、メンヘラの特徴が明確に理解出来ない上、対処することも難しくなります。

メンヘラを病気と考えた場合、以下の4つのタイプに分ける事が出来ます。

  1. 妄想タイプ
  2. 孤独タイプ
  3. 否定タイプ
  4. ヒステリータイプ

もちろんこの4タイプが全てではありませんし、複合的なパターンはいくらでも考えられます。

妄想タイプは、とにかく陰にこもって考えを張り巡らしてしまい、あり得ない考えに行き着き、そこから抜け出す事が出来ません。ですが、このタイプは、多少、他者との交流はあります。とは言え、交流が妄想を良い方向へは役立ちません。

孤独タイプは、とにかく他者との交流がないので、孤独である事の理由を自分自身にしか求めません。このタイプも妄想が強いのです。

否定タイプは、他者だけでなく自分自身も、世の全てを否定し、また自分を害するものと考えています。

ヒステリータイプは、それぞれの発展型と考えて良いでしょう。どんどん激昂していき、何をしようが、何を言おうが、最後にはヒスを起こして完結していくタイプです。

まずは、こう言った要素をシッカリ念頭に判断しましょう。

メンヘラは、とにかく連絡方法が通信

メンヘラであるかどうかは中々付き合いが長くなるまで判らない人もいます。しかし、いくつかの特徴で事前に把握できるケースもあるのです。

その1つがこれです。

メンヘラの人は、他者と交流を持つ場合、リアル感の喪失を望みます。

これは意識的、無意識的に関わらずです。実社会、リアルな世界が基本的に好きではない、馴染めないのがメンヘラです。

よって、出来る限り連絡手段をリアル感の喪失したもので行いたがります。

その為、メール、LINEやSNSサイト内でのダイレクトメッセージ等を使用するケースが多いのです。

電話ですら、声を聞く事で相手をリアルに感じてしまうので嫌います。とは言っても、決して人と交流したくないのではなく、自身のコントロール内の人間とは交流したいので連絡は多いのです。

こう言った特徴を持っている場合は、メンヘラではないかと疑っても構わないでしょう。

自傷行為及び「死にたい」と言う

メンヘラの人は、別名「かまってちゃん」でもあり、放置されたり、無視されると他者の注意を引く為に自傷行為や、「死にたい」などの言葉を良く口にします。

自傷行為はハッキリ言ってしまえば、死ぬ方法でもなく、死ぬ事に失敗した故に残った傷でもありません。

心理学的にも、精神医学的にも、特にメンヘラ系の自傷行為は、死に直結しません。

メンヘラの人は確かに心を病んでいる為に、うつ気質であることは間違いなく、色々な理由や、様々な精神状態で自傷行為をします。それは、ストレスの発散である場合もあります。代替行為の場合もあります。

しかし、何にしてもメンヘラの人は自傷行為に慣れています。

死にたいからするのではなく、周囲の歓心を得るためにする事だけは確かなのです。

また、「死にたい」と口にするのも同様の心持から発する言葉です。真に死にたい人は、誰にも言わずに、止める間もなく死んでいってしまいます。つまり、他者の入る隙が無い訳です。

これは逆に言えば、他者の入る隙を作って待っている状態ですので、メンヘラの人にとっての「死にたい」はそう言って、その隙に入ってきて欲しいと言う意味なのです。

自分自身の悲壮な話がほとんどである

メンヘラの人は、自己顕示欲が強いところが特徴的です。しかも、その示し方が少し変わっています。

自身に注意を向ける際に、自慢話等をせずに、悲壮、悲観的な話で向けさせるのです。もちろん、同時に相手からの同情と、自分自身が優位に立つ為に無意識に行っているのです。

一見、自慢話等の方が優位に立てる様な気がしますが、実際はそうではありません。

人は、同情すると相手を腫れものの様に扱う性質があり、同情される方が精神的優位に立てるのです。特に、普通の人生ではあり得ない様な、悲壮で悲惨な話であればあるほど優位になれるのです。

よって、聞いてもいないのに、悲壮で悲惨な話をする人は、メンヘラと思って間違いありません。注意しましょう。

全ての物事を自身の都合良く変換する

メンヘラの人は、全ての物事を自身の都合の良い様に変換し、解釈します。とは言え、ポジティブな訳ではありません。

メンヘラは「悲劇のヒロイン症候群」とも言え、それに則した解釈をするのです。

良い話を聞いても、ストレートに受け止める事はありません。

メンヘラの人は、そう言った事も「自分はこんなに不幸なの」と言った、(ネガティブにもかかわらず)自身が気持ち良い解釈をするのです。

メンヘラの人は、自分は不幸で、その不幸ぶりを同情し庇護されていたいと考える人達なのです。その為、どんな事柄も全て、そのベクトルへ向けられていきます。

話をしていて、自分自身が意図する事と著しく違ったり、微妙に話がずれていくのが多い相手は、メンヘラである可能性が高いので気をつけましょう。

メンヘラの人は『共感能力』が著しく欠如している

メンヘラの人は、他者との共感能力に非常に乏しいものです。

と言うのも、メンヘラの人は、独自の世界観があり、(決して良い意味ではありませんが)自分を完全に確立してしまっているのです。

その為、どんな話を聞こうが、どんな行動をしようが、他者優先の物事に対する共感能力は全くありません。

仮にあっても、メンヘラの1種類否定的パターンに属し、認める事はしません。

故に、メンヘラの人とは、中々同じものを目指したり、協力関係になれることはありません。ことごとく、否定的な態度を明確にする人は、正に、メンヘラな人なのです。

欲望のベクトルが独特

メンヘラの人は、通常の人間の3大欲求、性欲、食欲、睡眠などに対して強い欲望を示さない場合が多いです。

特に、睡眠と食欲に、極めて薄い興味しか示さない傾向があります。

メンヘラの人は、メンヘラの人の言葉を借りれば、普通の人間とは違う世界線に生きているからです。ですので、通常の人が感じる欲望には、余り興味が無いのです。

興味のある対象は、『自分自身のみ』だからです。

自分をどう見せるか、自分がどう思われるか、それが自分自身の望みのままであるのか、メンヘラの人には、それこそが重要なのです。

結局、物質的なものを左右するのは、『精神』なのです。

こう言った事の顕著な例は、拒食症などで見てとれます。

言ってみれば、次元の違う自己顕示欲を満たす為には、普通の欲望は意識の外なのです。

普通の人間が欲するものを欲さない人はメンヘラの可能性が高いと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

メンヘラの人の特徴が理解出来たのではないでしょうか。

メンヘラの人がいけない、駄目と言う訳ではありません。ですが、こう言った人達と付き合うには、大きなリスクが伴います。

合わないから付き合いを止める、理解出来ないから遠ざける、こう言った事が簡単に出来る相手ではないのです。

メンヘラは、極めて意識的にそうしている場合も多いと言えます。

ですが、その意識がどこから出て来るのかと言えば、無意識下、潜在意識からなのです。メンヘラ的な事を意識的にしていても、その動機はコントロール出来ないところにあるのです。

故に、メンヘラの人は、自身でコントロールして、自分の意に沿わない事を決定する事は出来ないのです。

それを可哀想に思い、付き合って治してあげたいと思う人もいるかも知れません。しかし、これは飽くまで専門的な分野の話であり、治す事は他者にも、その本人にも出来ません。

メンヘラは病気の一種であると認識し、そのリスクを抱える気持ちが無いなら近付かない事です。

意志や気持ちで改善していくものではないからです。

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