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母親が嫌いな人の特徴と、嫌いな母親との向き合い方

母親が嫌い 特徴

あなたは、お母さんとどういう関係を築いていましたか?

姉妹のような仲のいい母親、教育熱心で厳しかった母親、もしくはあまり自分に関心を持ってくれなかった母親・・・母親と子供の関係はさまざまです。

母親といえば、外で働く父親に代わって家庭を守る役割、という印象が強いと思います。

男女平等に社会進出できる現代においては少し古い思想かもしれませんが、やはり子供にとって母親は特別な存在です。

そんな母親が嫌いという人の特徴や、嫌いになる原因とは、いったい何なのでしょう?

母親が嫌いになる原因とは?

母親が嫌いという人に母親との関係を聞いてみると

「子供のころに虐待されていた」

「あまりかまってもらったことがなかった」

という意見が多くありました。

母親に甘えるどころか、暴力やネグレクトに合い、ひどい目にあったことが原因で母親が嫌いになったというのです。

また逆に、干渉されすぎて嫌いになったという意見もあります。

思春期の頃には、誰もが親に秘密を持ちます。親は、それを子供の成長として受け入れ、過度の干渉は避けて見守る立場になります。

ところが、我が子がかわいいあまりに、勉強だけにとどまらず友人関係や学校生活にまで、あれこれ干渉してくる場合があります。

子供としては友達の手前、恥ずかしいと思うようになり、秘密を探られたりすると、母親を嫌いになってしまうようです。

子供にとって重要な、母親という存在

「母親」という存在について、あなたはどのようなイメージをもっていますか?

太陽のような明るい存在、温かい家庭そのもの、いつも笑顔でいてほしい存在、違いますか?

母親は、自分の体内で十月十日、子供を守り続けます。文字通り、自分の身を削り、体中を痛めながら、命を育んで世に生み出します。

その様子から、母親には自分よりも子供や家族を優先する自己犠牲的なイメージもあります。

赤ちゃんは、母親の表情を見ながら感情を覚え、いつ泣いてもそばに来て抱きしめてくれると安心感を抱きます。子供にとって母親は、自分を命がけで守ってくれる存在なのです。

ところが、それが違ったらどうなるでしょう。

守ってくれるはずの母親から暴力を受け、寂しい時には抱きしめてほしいのに放っておかれる、笑顔もなくいつもイライラして絶えず自分を支配しようとしてくる・・・

子供は「もっと構って欲しい」、「そばにいてほしい」という欲求を満してもらえず、孤独感ストレスを抱えてしまい、母親を嫌いになってしまうのです。

母親が嫌いな人の特徴

母親が嫌いな人には、いくつか共通した特徴が見られます。

特徴に当てはまったからといって、すべての人が母親を嫌いというわけではありませんので、傾向として参考にしてください。

1.ひとり親家庭

母親のひとり親家庭になると、子供はひとりで過ごす時間が多くなり、寂しい思いをしがちです。

甘えたい盛りのころに母親と離れて過ごすことで、子供は寂しさを抱えたまま大人になります。そして、その寂しさを与えた母親が嫌いになります。

2.経済的困難な状況

母親がギャンブル依存症やアルコール依存症などでお金を遣いこんでしまい、子供のころに生活が困窮した状況で育つ場合です。

人並みに物を買ってもらえない生活を過ごした子供は、悔しさや恥ずかしさから母親を嫌いになります。

依存症は、家族を破滅に導く重篤な病です。

治療せずに欲におぼれた生活をしている母親の姿を見れば、子供はがっかりしてしまいますよね。

3.夫婦間不和

父親との関係がうまくいってない母親は、自分よりも弱い立場の子供に辛く当たってしまいがちです。

父親も母親との不仲で家を空けがちになり、頼りどころをなくした子供は、自分に辛く当たる母親が嫌いになります。

4.育児ノイローゼ

育児で悩む母親はたくさんいます。

とくに、出産後はホルモンの関係でイライラしたり、落ち込んだり、気分がコロコロ変わってしまいます。

自分ではどうすることもできないものですが、ひどいとノイローゼとなって育児どころではない状態になることも。

子供にイライラをぶつけたり、育児放棄をしたり、子供を嫌いになる母親もいます。そんな母親のことを好きになれる子供はいません。

嫌いな母親とうまく付き合う方法

母親を嫌いになる理由はさまざまですが、どんなに嫌いでも、切っても切れないのが家族というもの。

ひとつ屋根の下に過ごしていればなおさら、避け続けるわけにはいきません。

では、嫌いな母親と、どうやってうまく付き合っていけばいいのでしょう?

1.どうして母親とうまくいかないのか原因を探る

まず、自分なりに、母親を嫌いになる原因を分析してみましょう。

よくわからない場合は、母親の嫌いなところを、頭に浮かんだとおりに紙に書き出してみてください。

きれいに書かなくても結構ですので、嫌いだと感じる行動や言葉、出来事を書いてみると、母親のどんなところが嫌いかがわかります。

そのことを母親と話し合って解決することができれば、関係を改善することもできるでしょう。

2.物理的に距離を置く

家族という近しい存在だからこそ、遠慮なく何でも相談できたり、深く分かり合えるものです。

一方で、母親という誰よりも近すぎる存在だからこそ、遠慮ない言葉に傷ついたり、干渉しすぎてしまう場合もあります。

そのようなことが長年続いてしまうと、いつしか確執が生まれます。

近すぎるという理由から母親が嫌いになってしまう場合は、ひとり暮らしをするなどして物理的に距離を置き、お互い干渉しあうことを避けてください。

離れてみて、はじめて気づく相手への気持ちもあるはずです。

相手が何を考えていたのかを知ることで、和解することもできるはずです。

3.虐待された辛さと向き合う

子供のころに、母親から暴力やネグレクトといった虐待を受けたことが原因で母親が嫌いになってしまった場合は、虐待された自分を受け入れて、自分の心と向き合う必要があります。

本来、子供を守るべき母親から体罰やネグレクトを受けたことは、とても辛く悲しいことだと思います。

しかし、自分の過去を否定して生きるということは、現在の自分、そして未来の自分さえも否定して生き続けることになります。

虐待を受けたのは過去のこと、もう虐待されることはありません。今の自分は誰からも認めてもらえる存在です。そのことを認識して辛い過去と向き合い、克服すべきです。

ひとりでは辛く難しい場合は、専門科やカウンセラーの手助けを借りるとよいでしょう。

4.母親もひとりの人間であると理解する

親は、子供という存在があってこそ「親」でいることができ、成長することができます。

しかし、親もひとりの人間です。

心が弱くなったり、迷ったり、間違うこともあります。

母親と折り合いがうまくつかずに嫌いになってしまう場合は、親もひとりの人間であり、心の弱さから嫌な人間になってしまうことも、迷うことも、判断を間違ってしまうこともあるのだと理解してあげてください。

母親がどうしてそのような言い方をしたのか、どうしてそのようなことをしたのか、母親の心を分析してみましょう。

もしかしたら、愛情表現がうまくできず、愛を素直に伝えられないだけかもしれません。

まとめ

母親を嫌うのは、同性である娘の方が割合が多いようです。

お互いのことがわかりすぎてぶつかり合ってしまう・・・家族という近すぎる存在だからこそ、おきてしまうことです。

しかし、いつか自分が結婚して妻や母親になったとき、自分の母親の気持ちがわかることも多くなってきます。

うまく愛を表現できなくても、心の底ではきっとつながっている、私はそう思います。

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