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苦手なジェットコースターを克服する7つの方法

ジェットコースター 克服

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

ジェットコースターを克服するには、ジェットコースターに隠された特性を知り、あなた自身がなぜ怖いと思うのかを知るところから始めるのが一番です。

せっかく遊園地に来ても、内心「ジェットコースターに乗ろうと言われやしないだろうか」と、憂鬱な気分を抱えてしまうがゆえに、心から楽しめないというのはもったいない話ですよね。

そこで今回は、ジェットコースターを克服するためのポイントについてお伝えします。

これさえ見れば、今すぐ乗っても全然平気!・・・となるかどうかは個人差がありますが、少なくともジェットコースターを見るたび・聞くたび・誘われるたびに無条件で怯えていた今までよりは一歩前進できるはずです。

ジェットコースターには、怖さを感じるための「罠」があると知れ

ジェットコースターを克服しようと思うなら、まずは「どうして人はジェットコースターを怖いと感じるのか」について分析してみましょう。

【内臓までもが浮くようなあの感覚】

ジェットコースターに乗っている最中に座席から体が浮くような、一瞬だけ無重力になるような独特な感覚を「エアタイム」といいます。

あの、予期しないところで引き起こされる不安定な浮遊感に、潜在意識のうちで心理的不快や不安を感じる人もいるのです。

【高いところは怖いものです】

過去の恐怖体験などがトラウマになっている人や想像力豊かな人は、「高いところにいる」という状況だけで、潜在意識の中でフラッシュバックやネガティブなイメージを反芻してしまいます。

防衛本能から血圧の上昇、発汗、震えなどが起きるのです。

【遊園地は心理テクニックのオンパレード】

ドキドキやワクワクなど、人の気持ちを高揚させ、非日常感や刺激を味わって楽しむのが遊園地の目的なのですから、当然ジェットコースターにもそのテクニックが応用されています。

イギリスの博士によると「心配や抑制を感じている人は右脳が活発になるため、歩行などが左にそれる傾向がある」のだそう。

この特性を逆利用して、ジェットコースターはあえて右回りを多くすることで乗客の恐怖心をあおるよう設計されているのです。

これが、ジェットコースターを克服するために知っておきたい、製作者から仕掛けられている3つの「罠」です。

あなたが恐怖を感じるメカニズムを解明せよ

ジェットコースターを克服するには、恐怖心を克服しなければなりませんよね?

次は、あなた自身が抱く恐怖心のメカニズムを詳しく知っていきましょう。

「恐怖」という感情が引き起こされるのは、人間の脳にある「偏桃体」が関係しています。

偏桃体は、感情を作り出す部分。

喜びや嬉しさと同様に、怒りや悲しみなども生み出します。そして、この偏桃体が強く反応するほど、感情の度合いも比例して大きくなるのです。

さて、ジェットコースターには人の心理を意図的に不安定にするべく、さまざまな仕掛けが施してあります。

不意打ちかつ断続的に襲いかかってくる仕掛けに対して偏桃体が反応した結果、あなたはより大きい恐怖感を感じることになるのです。

・・・ということは、ジェットコースターを克服するには、偏桃体の反応を抑え、恐怖心が薄らぐようにすればよいということになりますよね?

では、具体的な対策を考えていきましょう。

意地でも呼吸は止めるべからず

ジェットコースターを克服、だけに限らず恐怖や緊張を緩和させるのにもっとも有効なのは「呼吸を意識すること」です。

  • 登っていくときは口で大きく呼吸をする。
  • 落下するときは鼻から息を吐く。

以上。

たったこれだけ? と思うかもしれませんが、鼻から息を吐くことでおなかに力が入りやすくなるため、あの独特のふわっと感(エアタイム)を軽減することができます。

また、もともと人間の呼吸は「心に余裕があるときや安心しているときは深くゆっくり」しており、「緊張やストレスを感じているときは浅く早く」なります。

意図的に深くゆっくりと呼吸をすることで、血流を良くし、体のこわばりを軽減し、さらに脳に働きかけて精神安定を図ることができるのです。

反対に、恐怖に駆られて無呼吸気味になると、余計に緊張が増します。

ジェットコースターを克服したいなら、とにかく息を止めてはいけません! これだけは覚えておきましょう。

恐怖は大声で吹き飛ばせ

ジェットコースターと聞くと

「一番てっぺんから落下するときに絶叫するのが楽しみ! 」

という

「ジェットコースターを必死に克服しようとしている私への嫌がらせか!? 」

と憤りたくなるような言葉を耳にすることも多いわけですが・・・実はコレ、ジェットコースター克服のための大きなヒントなのです。

アメリカ・カリフォルニア州のUCLAのチームが行った恐怖心の減少実験の結果によると「恐怖を抱いている自分の感情を否定せず、肯定して言葉に表すことが克服には有効」といえるのだそう。

もっともジェットコースターの恐怖を克服するために、延々実況中継をしたり、「嫌だ」「おろして」「助けて」などと叫び続けていると、他のお客さんから失笑を買うか、雰囲気ぶち壊しで冷たい視線を浴びるかになってしまうので、気をつけましょう。

せめて、周りに合わせて大声を出すくらいにとどめておくのが無難かもしれません。

現実から目をそらさない

怖いと思うと、ついつい目をギュッとつぶってしまうものですが・・・ジェットコースターを克服したいなら頑張ってしっかりと目をあけましょう。

誰もが良くやることなのですが、怖いからと視界を閉じてしまうと、先の予測がつかないので、かえって恐怖心が倍増してしまいます。

目をつぶっているうちに終わる! と必死に目を閉じていた分、実はみすみす恐怖を増幅していただなんて皮肉な話ですよね。

ジェットコースターを克服する第一歩と思って、とにかく目をあけて景色を見ましょう。

「ここから落ちる」「そのあと右に曲がる」とわかっているだけでも、幾分(それがごくごく微々たるものだとしても)マシになります。

緊急避難は真ん中の席へ

心の準備ができていなくても、列に並んでしまった以上は逃げ出すことはできません。いや、逃げ出すことはできますが、恥ずかしいことこの上ないです。

というわけで、ここは腹をくくるしかありません。

というわけで、ジェットコースターを克服、というよりは攻略するためのコツをお伝えしましょう。

  • 前の席……風圧をダイレクトに受ける。さえぎるものがないのでコースがまるわかり。でも落ちるときには若干のタイムラグがあるので気持ちの準備がしやすい。
  • 真ん中の席……前にも後ろにも人がいるので、視覚的な恐怖や何が起こるかわからない不安がもっとも軽減される。初級者向けといえる席。
  • 後ろの席……常に重力もスピードも最高潮。ジェットコースター好きにはたまらない。

一番前が一番怖そうですが、案外そうではないのですね。

実は、一番後ろこそジェットコースター好きがもっとも楽しめる席と言えます。

反対に、もっとも刺激が少ないのは、真ん中の席。

つまり、「ジェットコースターを克服している時間なんかないよ! 」と、せっぱつまった状況でも、もし可能ならば、真ん中の席に案内してもらえるようにスタッフに声をかけるのも一つの手です。

時間帯や時期で乗り分けてみるも良し

ジェットコースターを克服する方法上級編・・・というか、この方法、よっぽど仲の良い人とでないと使うのが難しいです。

ですから、頭の片隅に入れておくと程度が良いかと思います。

実はジェットコースターは、季節や時間帯によってスピードに若干の差が出るのです。

最も遅いのは「冬の朝~午前中」

最も早いのは「夏場の日中~夕方」

これは、ジェットコースターの車輪の回転をよくするために使われる潤滑油(グリス)の特性に基づくもの。

潤滑「油」ですから、当然温度が高ければ柔らかくなるので滑りが良くなりますし、逆に温度が低ければ固くなるため、その分滑りは悪くなります。

本当に微々たる差なので、この時間帯に合わせたから怖くないというわけではありませんが、ジェットコースターを心理的に克服するための「気休め」効果は期待できる・・・のではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ジェットコースターを克服するための方法は数あれど、最終的にはあなた自身の心次第。

「怖い怖いと思っていたけど、ある日ふっと平気になった」

という話もよく聞きます。

ですが、どうしてもダメなら「気分が悪くなってしまうから」と素直に宣言するのもひとつの手です。

ジェットコースターを克服しなければと焦ることはありません。

無理をすればするほど負担になってしまうものです。

気を楽にして、あなたのペースで楽しみましょう。

3 COMMENTS

アルフォート

スキーやスノボーみたいに、自分でコースを
走っている風に体の重心を上下左右に移動させ
れば、そんなに恐怖はなくなる。

スパイラルのコースとかは素人に無理だけど。

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